(3)アイシャドウ:明るい色で旬顔を

 次にアイメイク。アイシャドウも今シーズンは暖色系がおすすめだそうです。グラデーションを作りやすく、使いやすいのはブラウンと思いきや、実は「使いにくい色」なのだとか。なんと、ここにも陥りやすい「勘違い」がありました。

 嶋田さんによると、ブラウンは人気の高い色ではありますが、目の周りのくすみ感をわざわざ作ってしまう色でもあり、塗り方が難しいそうです。

まぶたの上に丁寧に色を入れていきます
まぶたの上に丁寧に色を入れていきます

 では、どんな色がいいのでしょうか? 「今回は、オレンジ系のアイシャドウを使います」と嶋田さん。えっ? オレンジ系はむしろ難しい色では? 嶋田さんは「オレンジ系は顔が明るく見えるんです」と続けます。

 「まず、まぶたの上全体にゴールド系を塗って、その上に明るめのオレンジ系のアイシャドウを塗っていきます。まぶたの下にはダークな色は入れない方がいいですよ。最後に、締め色としてボルドー系のパウダーを使っていきます。目尻から目頭へ向けて線を入れ、目尻が少し太くなるように入れることがポイントです」(嶋田さん)

 目からうろこが落ちそうな色のお話でした。

(4)アイライン&マスカラ:しっかり施して華やかさをプラス

 華やかで印象的な目元を作るアイライン、アイシャドウは、まぶたの上ではなく、まぶたの内側に塗るという新しい方法を伝授! アイラインは入れたい、でもナチュラルに見せたい、そんな時におすすめです。

 まずは、ラインの引き方。「ジェルライナーを使い、上まぶたの内側にまつ毛の間を埋めていく感じでラインを描いていきます。実はこれ、上まぶたの外側にアイラインを引くより簡単なんですよ。内側にラインを描くと、よりナチュラルなメイクに見せる効果があります。目尻だけは、ラインを外に出しましょう」(嶋田さん)

マスカラはまつ毛の根元にしっかり付けるのがポイント
マスカラはまつ毛の根元にしっかり付けるのがポイント

 アイメイクの仕上げは、マスカラ。嶋田さんはマスカラのブラシをモデルの小柳さんのまつ毛に当てながら「マスカラはまつ毛の根元にしっかり付けてください」と説明。「そうすることでまつ毛が密集して見え、印象的な目元になります」(嶋田さん)