子育て支援サポート賞

国内の民間の金融機関初のインパクト投資、「子育て支援ファンド」を組成。
金融のプロとして、育児関連企業を応援

左:高塚清佳さん(44歳) たかつか・さやか
右:黄 春梅さん(42歳) ホァン・チュンメイ
新生企業投資 インパクト投資チーム シニアディレクター

 2017年1月、国内の金融機関初のインパクト投資を行う「子育て支援ファンド」を立ち上げた。2人とも小学生以下の子供を育てるワーキングマザー。自分たちも育児と仕事との両立に悩んだ時期があり、子育て関連のサービス向上に金融のプロとして貢献したいと考えた結果、投資を通じて社会的な課題の解決を図りつつ利潤も確保する「インパクト投資」にたどり着いた。業界初の取り組みへの反響は大きく、来春、社外から投資を募る次のファンドをスタートする。



特別賞

“言葉の力”で技術を磨き 3度目の五輪で金メダル獲得

小平 奈緒さん(32歳) こだいら・なお
スピードスケート選手

 2018年平昌五輪のスピードスケート女子500mで金メダルを獲得した小平さん。大学進学、就職、オランダへの留学と、進むべき道をすべて自分で選択し、31歳、3度目の五輪挑戦で念願の金メダルを獲得した。今季も連勝記録を伸ばしている。毎日の練習で気づいたことを「技術カルテ」に書き残して頭と体で理解することが、強さの秘密の1つだという。

 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は、(1)働く女性のロールモデルを提示する、(2)組織の中に埋もれがちな個人の業績に光を当てる、(3)活躍した女性たちを通して時代の変化の矛先をとらえる、という主旨のもと、1999年から毎年実施しているアワードで、本年が20回目となります。『日経WOMAN』は、1988年の創刊以来、「働く女性」をバックアップしてきました。今後も「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を通じ、社会で活躍する女性を表彰することで、時代を担う女性たちを応援していきたいと考えています。なお2018年12月7日発売の『日経WOMAN』2019年1月号では受賞者紹介と審査結果の詳細を掲載いたします。

「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」の詳細については、12月7日に発売する『日経WOMAN』2019年1月号をご覧ください。