人生100年時代のロールモデル賞

60歳からパソコンを独学で始め、81歳で世界最高齢のアプリ開発者に!

若宮 正子さん(82歳) わかみや・まさこ
アプリ開発者

 銀行を定年退職後、60歳から独学でパソコンを始め、スキルを習得。81歳でiPhoneアプリ「hinadan」を開発する。2017年6月に、米アップル社主催の世界開発者会議(WWDC2017)に招待され、ティム・クックCEOに「世界最高齢のプログラマー」として紹介された。定年退職後も、新しいスキルや知識を学び続け、挑戦を止めない若宮さんの生き方は、まさに「人生100年時代」のロールモデル。私たちを大いに勇気づけてくれる存在。



働き方改革サポート賞

「家事の助けが必要な人」と「家事を仕事にしたい人」をマッチング!

和田 幸子さん(42歳) わだ・さちこ
タスカジ 代表取締役

 自身が出産後の家事と仕事との両立に悩んでいたことをきかっけに、起業。家事代行マッチングサービス「タスカジ」を、2014年にスタートする。通常1時間2500円程度の家事代行を、1時間1500円から利用できたり、オンラインで依頼できたりするなど、手軽なものにする。17年には、タスカジに登録するハイスキルなハウスキーパーを、メディア出演や出版を通じ、「伝説の家政婦」としてスター化することに成功。「タスカジ=プロ集団」という認知を高めた。



超高齢化社会の希望賞

過疎化が進む地方で「コミュニティナース」という未来の日本に必要な仕事を創出

矢田 明子さん(37歳) やた・あきこ
Community Nurse Company 代表取締役

 過疎化が進む地域で「コミュニティナース」という日本に前例のない仕事を確立。地域に根を下ろし、その地域の住民の健康に気を配ることで病気の予防に努めたり、医療機関への橋渡しをしたりする仕事で、全国の自治体や国からの視察も相次ぐ。2017年4月にCommunity Nurse Companyを設立し、コミュニティナースの育成にも注力。現在、全国6地域で矢田さんが育成した68人のナース達が活躍中。厚生労働省や、全国の自治体からも注目を集めている。