「日経WOMAN」は、この1年に各界で最も活躍した働く女性に贈る「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018」を12月1日に発表した。人生100年時代のロールモデル賞、共感型プロモーション賞などの各賞に5人、特別賞に2人、そして大賞1人の計8人が今年のウーマン・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018の受賞者と審査員などで記念撮影

 1999年から始まったウーマン・オブ・ザ・イヤーは今回で19回目を迎えた。受賞者の関係者、各種メディアの取材クルーに加えて一般読者も参加。表彰式は編集長・安原ゆかりの挨拶でスタートし、続いて各賞の発表が行われた。

 特別賞に輝いたのは国際連合事務次長軍縮担当上級代表・中満泉さんと元プロテニスプレーヤーの伊達公子さん。日経BP社の新実傑社長より盾を受け取った中満さんは、働く女性に向けて「(1)日本的常識に縛られず、自分のペースをつかみ心の余裕を持つ (2)信頼できる人生の仲間をたくさんつくる (3)若いうちは野心を持ち、キャリアを重ねる中でエレガントに主張できるスキルを身に付ける」という3つのアドバイスを送った。「若いうちは忖度(そんたく)しなくていい!」という言葉に会場からは笑いと拍手が沸き起こった。

働く女性たちに熱いメッセージを送った、特別賞の国際連合事務次長軍縮担当上級代表・中満泉さん

 都合により欠席となった伊達さんはビデオメッセージで受賞の喜びを伝えた。

 続いて、「働き方改革サポート賞」を受賞したのは、タスカジ代表取締役・和田幸子さん。

「働き方改革サポート賞」を受賞したタスカジ代表取締役の和田幸子さん

 和田さんは家事を頼みたい人と家事を仕事にしたい人をつなげるプラットフォームを作り、安価で手軽に依頼できる家事代行サービスをスタートさせた。テレビ東京キャスター・大江麻理子さんから盾を授与された和田さんは、「家事が忙しくて思うようにキャリアを築けない利用者の課題解決に取り組み、同時に主婦の方が家事スキルを社会に還元すべく働ける場をつくってきた。もっと利用者を増やして世の中に貢献できるサービスにしていきたい」と力強く意気込みを語った。

 「超高齢化社会の希望賞」には、コミュニティナースカンパニー代表取締役・矢田明子さんが選ばれた。

「超高齢化社会の希望賞」は、コミュニティナースカンパニー代表取締役・矢田明子さん

 島根県から駆け付けた矢田さんにはアルファ・アソシエイツ代表取締役社長・藤原美喜子さんから盾が授与された。矢田さんは、過疎化が進む地域で暮らしの中に入り込み病気の予防や早期発見に取り組む「コミュニティナース」の仕事を創出した。「受賞を聞いて多くのおじいちゃん、おばあちゃんが『やったね! 私らも、もっと元気でおらんといけんね』と連絡をくれてうれしかった。これからもパワフルに走っていきたい」と笑顔で話した。矢田さんと一緒に働くコミュニティナースも全国から駆け付け、客席で大きな拍手を送った。