高須:憲法で守ると書いてあるのは代議士個人。でも国や党首、党にはそれこそ「使用者責任」がある。僕が国税との裁判でやられた手口を、そのままブーメランで国にお見舞いしてやるんです。
――ブーメラン(笑)。
高須:でも裁判官はわりと、特に地裁は_____が多いから、どうなるか分かりませんけどね。面倒くさいからもう最初から受け付けないとかね。
――先生、だからこれ日経ビジネス(笑)。
――って、こんな表など作っている場合じゃありません! 先生、モテる話(笑)。
高須:そうだったね(笑)。
ならば、先生のその後はどうなった?
――ならば、もう先生が「小学校時代にモテた男子」の代表としましょう。その末路を知りたいので、その後、先生がどうなったか、教えてください。
高須:それがねえ、思春期になってからは全然モテなくなっちゃって。子供の頃モテたでしょう。それで「可愛げ」がなくなったんだと思っています。
――ほう、可愛げが、ですか…。
(見ての通り、取材としては大苦戦である。だがこの「可愛げ」というキーフレーズを再び聞いた時、聞き手は「この取材、案外、筋の通ったインタビューになる」との灯を見出しつつあった。⇒後半へ続く)
文/鈴木信行 似顔絵イラスト/大嶋奈都子 ポートレート写真/古立康三
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