恋愛経験不足がコンプレックスに

 恋愛経験の少なさが恋愛不器用の原因、と考える方も多くいらっしゃいました。以下は「恋愛が不器用な理由」として挙がった回答の一部です。

恋愛スキルが高くないので、アプローチされていても気付かず、自分から積極的に行く方法が分からないから。(34歳、情報通信・IT、マスコミ関連、独身・未婚)

大学生になるまで交際経験がなく、普通の人が高校までに経験すべき段階を踏むのが遅かったという自覚がある(手をつなぐタイミングが分からないなど)。(26歳、広告代理店、専門職、独身・未婚)

30代半ばの割には恋愛経験が少ないから。(34歳、公務員、一般事務、独身・未婚)

 学生時代は勉強に秀でていた人が多いドラミ系女子の中には、社会に出た途端に恋愛経験の少なさを気にして、恋愛に苦手意識を持ってしまう人もいるようです。一方、仕事はバリバリやっているので、「勉強も仕事もできる私なのに、恋愛はそのレベルに達していない」と沈むことも多々。

 加えてよく見受けられたのが、以下のような「うまく気持ちを伝えられない」という声です。

自分に自信がない。(29歳、教育・学習支援、独身・未婚)

相手に好意を持っていても、なかなか伝えられない。(32歳、学術研究・技術サービス、既婚・子どもなし)
*同様意見多数

 これこそ、ドラミ系女子にありがちな優等生の呪縛――「何かをするには、『うまく』やらなればならない」です。ドラミ系女子に多いのが、今までの人生ではずっと行儀の良い「いい子」として育ち、大きな失態もすることなく、大人たちに褒められ、良い成績を取ってきたタイプ。そんな彼女たちにとって、「みっともなくてもいいから、まずやってみる」というのは、ハードルが高いと感じるのかもしれません。

相手に自分と釣り合う「学歴」「仕事」を求めてしまう

 高スペックなドラミ系女子の中には、「私が(仕事を)頑張っているんだから、彼も相応に(仕事を)頑張っていないのは、フェアではない」と主張する人もいます。その結果、相手に求める条件として「学歴」「教養」「仕事(収入)」などの高いスペックを挙げている人もいました。

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