Q.VIOは痛みがあると聞いたので心配です…

A.色素沈着が多くデリケートな部位なので他の部位に比べて痛みがあります

 「レーザーは黒い部分に反応するので色素沈着が多いデリケートゾーンは他の部位より痛みがあります。また、痛みに敏感な部位でもあります。クリニックでは照射前に塗るタイプの麻酔を行うことでかなり軽減できます。デリケートゾーンは皮膚が薄いので麻酔の浸透がいいこともあり、これまでに、痛くてギブアップした人はいません」

Q.クリニックの選び方の目安は?

A.皮膚科専門医かどうかで選ぶのもひとつの目安です

 「特にVIOはやけどのリスクが高いので、エステではなくクリニックで行ってほしいと思います。クリニックを選ぶ際は、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医であるかどうかも一つの判断基準だと思います。さらに、レーザー専門医の資格も取得していれば安心です」

Q.肌が弱いのでVIO脱毛を行うのが心配です…

A.肌が弱い人こそ皮膚を傷めないためにレーザー脱毛を

 「皮膚が弱い人やアトピー性皮膚炎の人こそ、医師の管理下でレーザー脱毛がいいでしょう。自己処理によってかみそり負けをしたり、肌を傷めたりしないためにもおすすめです」

 次回は、編集部員が初めてのVIO脱毛にチャレンジした体験記をお届けします。

文/中島夕子 イラスト/PIXTA

プロフィール
慶田朋子
慶田朋子さん
銀座ケイスキンクリニック院長
東京女子医科大学医学部卒業。医学博士。日本皮膚科学会皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。日本抗加齢美容医療学会会員。日本美容皮膚科学会会員。「切らないハッピーリバースエイジング(R)」をコンセプトに、皮膚科学全般の豊富な知識と経験に基づいた、安心・安全なオーダーメイドの美容医療を提供している。
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