アンダーヘアはカットしてから剃る

 次は、アンダーヘアいわゆるVラインの自己処理の方法です。

 「海外の人に比べると、日本人はアンダーヘアを処理することの関心が薄いようです。見た目だけでなく衛生面でもアンダーヘアはお手入れをするのがおすすめです。

 アンダーヘアは毛が太くて硬いので、最初からカミソリで剃ると毛がカミソリに絡み付いて剃りにくくなり、肌を傷つけてしまうので、あらかじめ短くカットしておくのがコツです」(慶田さん)

アンダーヘアの整え方

(1)ビキニラインを決める

水着や下着を着用して、剃るラインを決めます。ビキニラインギリギリだと動いたときにズレて毛がはみ出すので、少し余裕を持ってアイペンシルなどでマーキングをします。

(2)はさみでカット

剃る部分のアンダーヘアを、小さなはさみ(薬局で売っている衛生はさみ)で1.5cm程度にカットします。剃らずに残す毛も、2~3cmくらいにカットしておくと生理時の経血付着が少なくなり衛生的です。

(3)皮膚を引っ張りながら剃る

シェービングフォームやジェルをたっぷりつけて、皮膚を軽く引っ張りながら顔用の小さめの安全カミソリを使って少しずつ剃ります。洗い流して水分を拭き取り、冷たいタオルで冷やしたらワセリンやオイルを塗ります(浸透するタイプのクリームは避ける)

「Vライン、Iライン、Oラインは皮膚がデリケートなため、カミソリを使った処理を繰り返すことに不安がある人は、皮膚科でレーザー脱毛を行うのもおすすめです」(慶田さん)

 次回は、読者のみなさんの関心が高い、クリニックのレーザー脱毛についてお届けします。

文/中島夕子

プロフィール
慶田朋子
慶田朋子さん
銀座ケイスキンクリニック院長
東京女子医科大学医学部卒業。医学博士。日本皮膚科学会皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。日本抗加齢美容医療学会会員。日本美容皮膚科学会会員。最新の照射機器と注入治療を組み合わせたメスを使わない若返り「切らないハッピーリバースエイジング(R)」をコンセプトに、皮膚科学全般の豊富な知識と経験に基づき、安心・安全なオーダーメイドの美容医療を提供している。銀座ケイスキンクリニック
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