【検証3】楽な格好に着替えたい
仕事着のままではちょっと寝苦しい。
空調が効いているので長袖に着替えたい。そんなときは?
【結果】化粧室で着替えられる!
化粧室には着替えスペースが用意されています。ひとまず仕事着で乗り込んで、ひと息ついてから楽な格好に着替えるのもあり。
【検証4】いつもの美容ケアを怠らない
毎日の美容ケア。夜行バスでの移動とはいえ、できればサボりたくないですが……。
【結果】ネイルはNG、フェイスマスクはOK!
まず化粧室に移動し、クレンジングシートでメイクを落として歯磨き。席に戻り、フェイスマスクを装着。そのままリクライニングシートを倒して、マスクをしたまま10分間ほど音楽を聴いてリラックス――と、自宅とほぼ変わらないケアができました。強いて言うなら、鏡を使いたいなら、マイ鏡を持ち込むか、化粧室に行かなければならない、ということくらいでしょうか。
きちんと泡洗顔したい人は、徳島駅前営業所に併設されている待合施設「バスオアシス」にシャワーがあるので、到着後にできますよ(詳しくは前編参照)。
【検証5】勉強する
1分たりとも無駄にしたくない! そんな勉強熱心な人もいるはず。私は一度やってみたかった最新の『美文字練習帳』(日経BP社)にトライしてみたのですが……。
【結果】集中できません
デスクのある場所で字を書きましょう。姿勢も悪い……。
旅のメインにできる夜行バス
夜行バスとは思えない空間に、つい楽しくなっていろいろ試したくなりますが、やっぱりマイ・フローラの一番の魅力はぐっすり眠れること! ふわふわの毛布に包まれて、「あれ? もう着いちゃったの?」なんて、ちょっぴり残念がるくらいがちょうどいいのかも。
東京からは、東京駅、バスタ新宿の順に停まるので、東京駅から乗車すると消灯まで時間があって楽しめますよ。
週末の息抜きに、夜行バスをメインに据えた徳島の旅は、いかがですか?
取材・文/大吉紗央里 写真/品田裕美