グラノーラにミルクをかけて食べるスタイルは定番ですが、工夫次第でさまざまな食べ方が可能なのもグラノーラ商品の良いところ。今回は、東ハトの「オールレーズングラノーラ」(以下、グラノーラ)と、日本ケロッグの「ケロッグ あったかグラノラ」(以下、あったかグラノラ)について、読者エディターのみなさんに、朝食でおいしく食べる方法をいろいろ試してもらいました。その中のいくつかを紹介します。

オールレーズングラノーラ(ミックスベリー味・ハニーナッツ味)

 「オールレーズン」といえば、昔からある柔らかなクッキー菓子。慣れ親しんでいる人も多いかもしれません。このオールレーズンのシリーズとして、グラノーラ(オーツ麦、米、ココナッツ)やフルーツを挟み込み、不足しがちな栄養素を手軽に摂取できる商品がリニューアルされました。

 小腹が空いたときに、そのままパクッと食べてもよし、ヨーグルトをディップするのもよし。お菓子のイメージがありますが、あえて、食事として食べるにはどうすればよいのか、読者エディターに案を出してもらいました。 

カレーと一緒に

 まずは、ほうれんそうとチキンのカレーと一緒に、オールレーズングラノーラを食べるスタイル!

 「レーズンが入っていて、ほんのり甘いところが大好物のカブリナン(レーズンのナン)に似ているので、カブリナンの代用としていけるのでは……と思いつき、試してみました」とのことです。

 食べてみた感想は?

 「カレーにディップしつつ食べました。しょっぱいカレーとレーズンの自然な甘さがマッチして、おいしかったです。そこそこ厚みがあるので食べごたえがあります。家でナン焼くのは厳しいし、上記のカブリナンは限られた店でしか食べれないので、カレーを作るとき、この商品を一緒に買って楽しもうと思います」


ソテーと一緒に

 オールレーズングラノーラを温めて、ソテーとともに食べるスタイル。

 「グラノーラをラップせずにレンジで40秒ほど温めて、大根葉と鶏そぼろとベーコンのソテーに添えて食べました。ソテーの油をつけて食べるのもなかなかおいしいです。甘しょっぱい感じがたまりません。朝食でもご飯と同じくらい腹持ちが良かったです」

 グラノーラを温めるアイデア、冬の朝食にはいいかもしれません。「温めるとふわっと軟らかい食感になり、寒い冬でも、ちょっとほっこりしながら食べられるのが良いと思います」


カフェオレや豆乳と一緒に

 あえてアレンジせず、「ザクザクした食感が良いので、そのままで」という意見も。

 「グラノーラは、慌ただしい平日の朝に、パクッと朝食代わりに食べるのにちょうどいい感じです。アレンジしてもいいのですが、私は、カフェオレや豆乳などミルク系のドリンクと合わせて食べました。浸して軟らかくして食べるのもいいです」



ケロッグ あったかグラノラ

 秋冬限定で販売されているケロッグのホット専用のグラノラ。全粒オーツ麦、小麦、米、コーン、大麦の5種類の穀物、りんごとレーズンなどが混ざっています。

 従来のグラノラ商品との違いは、温めてもおいしく食べられる工夫が施されている点。全粒オーツ麦を多めに配合し、かぼちゃとさつまいもといったホクホクする野菜やバター風味をプラスしています。全粒オーツ麦は、ホットミルクに浸されても軟らかくなりにくく、食感が損なわれません。また、かぼちゃやさつまいも、バター風味によって、より“食事感”が引き立ちます。


ホットミルクにハチミツを垂らして

 まずは基本的な食べ方を試してもらいました。

 「器にあったかグラノラを入れて、牛乳を注ぎ、そのまま電子レンジで1分温め。いつもは冷たいミルクをかけるのですが、冬の時期は、温めて食べるほうが、朝のエンジンのかかり方も違う気がしました。バターの風味やかぼちゃの食感がしっかりしているので、食べごたえアリ。さらにハチミツを垂らすと、よりコクが出ておいしいです」


コーンスープと黒こしょうを振りかけて

 インスタントのコーンスープと一緒に試した人も。

 「バター風味が加わっているとのことだったので、コーンスープと合うだろうなと思い、試してみました。これだけで、即席、でもしっかりした朝食メニューになると思います。黒こしょうをパラリと振ったら、より味わいが出ました。塩も振りたかったけど、そこはちょっと我慢」




 忙しい朝には、無理をせず、グラノーラで上手に栄養補給するのも一案。カレー、ソテー、ホットミルク……組み合わせを工夫すれば、温かくて食べごたえのあるメニューになるようです。時短朝食のアイデアとしてとりいれたいですね。