基本! これだけでもOK
お腹を縦に伸ばして骨盤と背骨を支える力をON!
お腹伸ばし5秒!壁トレ

体の背面を壁につけたまま伸びをすることで、猫背や骨盤の傾きを矯正しながらお腹の深層筋の腹横筋が鍛えられ、体を支える力がつく。お尻を締め、お腹の力を抜かないのがコツ。手首を持ちかえて2回行う。

<b>(1) 5点を壁につけてつま先を上げる</b><br> そろえたかかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨まわり、後頭部を壁につける。両手を頭上に伸ばし、左手で右手首を持つ。つま先は上げる。<br> <br> <b>(2) 手を引き上げお腹を縦に伸ばして息を吸う</b><br> 伸びをするように手を引き上げ、お腹を縦に伸ばす。5秒かけて息を吸い、フーッと吐く。手を入れ代えて、同様に行う。
(1) 5点を壁につけてつま先を上げる
そろえたかかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨まわり、後頭部を壁につける。両手を頭上に伸ばし、左手で右手首を持つ。つま先は上げる。

(2) 手を引き上げお腹を縦に伸ばして息を吸う
伸びをするように手を引き上げ、お腹を縦に伸ばす。5秒かけて息を吸い、フーッと吐く。手を入れ代えて、同様に行う。
手が上がらなければ少し前 へ、真上に。後頭部は壁に。
手が上がらなければ少し前 へ、真上に。後頭部は壁に。
お腹を壁に押し付けて、 腰が反らないように!
お腹を壁に押し付けて、 腰が反らないように!

※次回は1/24配信。「5秒!壁トレ」を応用して股関節の柔軟さをキープする方法を紹介します。

この人に聞きました
中村格子院長
Dr.KAKUKOスポーツクリニック(東京都渋谷区)
整形外科医、医学博士。横浜市立大学整形外科客員教授。国立スポーツ科学センタースポーツ医学研究部(現メディカルセンター)研究員などを経て開院。著書『姿勢バイブル』(小学館)には、今回紹介した以外の壁を使った姿勢改善メソッドが掲載されている。

日経ヘルス2015年4月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります