反って腰を支える力をつける
弓の変形ポーズ

最後は股関節から腹、腰を反らせるポーズを。固まりがちな筋肉をゆるめるだけでなく、大きく反らせることで腰や背中の筋肉をトレーニング。ねじれを改善・予防し、日中のゆがみを防ぐ。

(1) 横に寝て脚を軽く曲げる
首が曲がらないように枕を使って横向きに寝る。体の下側の手は前方に伸ばし、脚を軽く曲げる。

(2) 足首をつかむ
体の上側の手(写真では左手)で、上側の足首(左足首)をつかむ。手の親指を足首に回して、しっかりとつかむこと。

(3) 骨盤が後ろに下がるように脚を後ろに
息を吸い、ゆっくりと吐きながらおなかから脚の付け根を反らして伸ばす。上側(左)の骨盤をできるだけ後ろに引くイメージで。

(4) 3回繰り返す
2~3を3回繰り返す。反対側も1~4を行う。さらにやりにくいほうを繰り返すことで、骨盤のねじれを改善・予防できる。

この人に聞きました
田辺直恵さん
フィジカルヨガ普及協会
統轄指導員

ヨガ歴40年。沖ヨガ道場をはじめ、インド、中国、米国での修業を重ねてヨガを修得。欧米人に比べ手足の短い日本人に合ったヨガや、生活に合わせたヨガを提案する。著書に『どこでもできる ながらヨガ』(サンクチュアリ出版)。

取材・文/宇野麻由子(編集部)、写真/鈴木 宏、スタイリング/大沼 静
ヘア&メイク/依田陽子、モデル/原 歩美

日経ヘルス2015年7月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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