運動が苦手でも、面倒臭がりな人でも、リズムに乗りながら楽しく汗をかいてやせられる、画期的なメソッドが新登場。フリフリひねる動きで、むくみもスッキリ。脂肪が燃える美ボディになれて、いいことずくめのダイエット。今すぐトライして!

 “お腹を高速でひねるだけ”でむくみが取れ、ボディラインが整う新しいメソッドがある。開発したのは、モデルや女優から絶大な支持を集めるパーソナルトレーナーの高橋義人さんだ。

 「ポイントは、全身のリンパ液の約8割が集まる乳び槽。遠心力による刺激でリンパ液の“交通渋滞”を改善する」と高橋さん。滞ったリンパ液によるむくみが解消し、「冷えや血流も改善して代謝が上がり、脂肪も燃えやすくなる」(高橋さん)。

 お腹を“フリフリ”と左右均等にツイストする動きには、インナーマッスルをバランスよく鍛え、ゆがんだ姿勢を改善する効果もあるという。

 特に内臓を支える骨盤底筋群は加齢で衰えがちだ。「そけい部を前に出して骨盤を立てると、骨盤底筋群が自然と使われる。そこへひねる動作を加え、腸腰筋や体幹をコルセットのように支える腹横筋なども連動して鍛える。結果、下垂した内臓が引き上げられ、姿勢も整い全身が引き締まる」(高橋さん)。

 乳び槽のタンクが満タンになる食後2時間が最適だが、体の活動性が高まる朝~日中ならいつでもOK。リズムに乗って、楽しく続けよう。

「お腹フリフリ」ダイエットでむくみがとれるわけ

(1) 乳び槽のリンパ液が滞る
(2) お腹のリンパ液が滞留してむくむ
(3) 下腹が出る

フリフリすると… ⇒

乳び槽からのリンパ液の流れがよくなり、むくみ下腹が解消!

 乳び槽は横隔膜の下にあるリンパ管の一部で、両脚から骨盤周辺、腸管からのリンパ液がすべて合流する、いわば“リンパのプール”。リンパ液は重力の影響で下半身にたまりやすく、腸壁にリンパ液が滞った“むくみ腸”は便秘やぽっこり下腹の原因に。そのため、横隔膜周辺をひねって乳び槽を刺激することは、たまったリンパ液を押し流すカギとなる。