すると、食事のグループに1人でも女性がいた男性は、ピザを平均で3切れ、サラダを5皿食べた。これは男性同士で食事をした人よりも、ピザは93%(実際には1・44切れ)多く、サラダも86%多く食べていた。

 一方、女性は、男性がいる場合に比べ、女性同士の場合は、ピザは少なめ、サラダは多めに食べていた。また男性と食事をした女性は、食後に食べ過ぎた、せかされる気がしたと答えた人が多かった。

(Evolut Psychol Sci.; 電子版Nov.10,2015)

文/八倉巻尚子、編集部 写真/PIXTA

日経ヘルス2016年2月号掲載記事を転載
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