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 目的意識を持って生活している人は、死亡リスクのほか心筋梗塞など心血管疾患を発症するリスクが低いことが、10報の論文を統合的に解析した米国の研究で明らかになった。

 論文データベースから、生活における目的や意義、「生きがい(ikigai)」などのキーワードで検索し、日本の研究を含む10報を選んだ。研究には合計で13万6000人以上が参加していた。

 年齢や性別などで統計的に調整した結果、目的意識が高い人は、そうでない人に比べて、死亡リスクが17%低く、心血管疾患リスクも17%低かった。これは国別(米国、日本)で分析しても同じ結果だった。なお年齢別には65歳以下の人の死亡リスクは16%低く、65歳超では37%低くなった。

(Psychosom Med.; 電子版Dec.1,2015)

文/八倉巻尚子、編集部

日経ヘルス2016年3月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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