最新の乳製品、納豆が話題!

腸内細菌の働きで水素ガスを腸内で発生させる飲料

 水素摂取による健康効果が話題だが、人の腸内でも水素は作られる。牛乳に含まれる乳糖が大腸まで届くと、腸内細菌の働きで水素が発生するのだ。腸内環境に左右される水素量が、誰でも安定するように設計した乳飲料が開発された。

「ミルク de 水素」

 人の腸内で水素ガスを産生することを狙った日本初の乳飲料。ガラクトオリゴ糖、マルチトール、グルコマンナンを配合。90%以上の人で水素ガス濃度が高まったという。200ml、200円(税別)。問/協同乳業

2000種以上の納豆菌から選ばれた“守るチカラ”を引き出す菌で発酵

 納豆製造に必要な納豆菌は、わらなどに付着している枯草菌の一種で、採集された環境により性質が異なる。なかでも、免疫に対する機能性が一般的に使われる納豆菌の1.5倍と高い納豆菌が発見され、これで作った納豆が登場した。

「すごい納豆 S-903」

 タカノフーズが保有する2000種以上の納豆菌の中から選び特許を取得した「S-903納豆菌」を使用。たれには納豆菌との相乗効果を期待して乳酸菌を添加した。40g×3パック、198円(税別)。問/タカノフーズ

日経ヘルス 2017年4月号掲載記事を転載
この記事は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

取材・文/編集部 写真/渋谷和江

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