日経ヘルスより、毎月「体・食・美」にまつわる最新のグッズ情報を紹介します。今回は取り上げるのは、 甘酒。豆乳入りやカロリー控えめな商品も続々登場しています。

 江戸時代には暑い夏の栄養補給や水分補給に愛飲され、俳句の世界では夏の季語である「甘酒」。

 近年は美容に関心の高い人がブログなどで「ニキビが治った」「肌の調子がいい」「疲れにくくなった」と発信し、その人気は急上昇。「去年の甘酒業界の売上は130億円と、2010年に比べて約4倍に拡大した」(森永製菓マーケティング部)。

 この流れを受け、17年夏に向けて各社は新商品を続々と投入。豆乳をブレンドして飲みやすさと栄養価を増したものや、従来の甘酒よりもカロリーを抑えた商品などが登場する。

左上:「おいしさぎゅぎゅっと甘酒」

 スプーンで食べられる甘酒のゼリー。豆乳でまろやかさを加えている。米由来の植物性乳酸菌配合。アルコール0.3%未満を含む。120g、130円(税別)。問/紀文食品

中央:「プラス糀 糀甘酒 豆乳ブレンド」

 米麹で作った甘酒に豆乳を合わせ、飲みやすくしたドリンク。温めても飲める。1本83kcal。アルコール0%、無加糖。125ml、138円(税別)。問/マルコメ

左下:「冷涼甘酒180G 瓶詰」

 酒かすと兵庫県赤穂産「赤穂あらなみ塩」、ショウガ、ハチミツを使用。同社甘酒商品に比べてカロリーは4割減。アルコール約0.4%を含む。180g、115円(税別)。問/大関