日経ヘルスより、「体・食・美」にまつわる最新情報をお届けします。今回は、手軽で体によいサバ缶の魅力を発信する「サバジェンヌ」の池田陽子さんをご紹介しましょう。

薬膳アテンダント、サバジェンヌ
池田陽子さん

出版社、航空会社を経て、国際中医薬膳師取得。“薬膳アテンダント”として執筆や講演活動を通じ、普段の暮らしで取り入れられる薬膳を提案。また、全日本さば連合会広報担当“サバジェンヌ”として、サバのPR活動や商品開発にも取り組む。10月27・28日に長崎県松浦市にて「鯖サミット2018 in 松浦」を開催予定。


手軽で体によいサバ缶の魅力を発信

 サバは、青魚の王様ともいわれるほど、体にいい油、EPAやDHAを豊富に含む食材。中でもサバ缶は、調理いらずのうえ、常備できる手軽さからブームに。店頭では品薄状態が続き、17年には生産量がツナ缶を大きく超えた。そんなサバ人気の一端を担うのが、“サバジェンヌ”こと池田陽子さんだ。

 池田さんがサバに注目したのは、薬膳を学んだことがきっかけだった。雑誌編集者だった30歳のときに、肌や体の不調を感じ、食を見直すことを決意。「薬膳料理の教室に通い、食生活に薬膳を取り入れたところ3カ月で体重が5kg減。肌の調子が良くなり、疲れ目や肩こりも解消されて、いいことずくめでした」。