CHECK1. カロリーだけは、常にチェックして選ぶ

→ カロリーをチェックするのは大正解! ただし、それ以外にも重要なポイントが!

 「太る」「やせる」を決める重要な要素はカロリーなので、カロリーをチェックすることはメタボ対策の第一歩です。ただし、カロリーだけではなく、「質」がとても重要です。

 それを知る手がかりは、パッケージの裏面にある栄養成分表示。スイーツはどうしても糖質と脂質に偏りがちなので、スイーツに不足しがちなたんぱく質や食物繊維が豊富なものを選びつつ、迷ったら糖質や脂質が控えめのスイーツを選ぶこと。

 また、カロリーゼロの商品にも注意が必要です。人口甘味料の影響や甘みに慣れてしまって逆に太ってしまう、という研究があるので、なるべく自然な甘みのものを選びましょう。

CHECK2. ドーナツはカロリーが高いので、食事代わりに食べている

→ ドーナツを単体で食べるのは注意! 食べ合わせを考えるのがコツ!

 最近はコンビニドーナツも人気ですが、ドーナツを食事代わりに単体で摂ってしまうと血糖値が急上昇しやすく、その結果、逆に太りやすくなってしまいます。

 ドーナツを食べたい時は、食べる前にたんぱく質や食物繊維が含まれるものを摂りましょう。食物繊維には糖質の吸収を緩やかにしたり、コレステロールなどの脂質の吸収を抑えてくれる働きがあります。また、食前にたんぱく質が豊富な豆乳などを摂ることでも血糖値が急上昇するのを抑えられます。

 そもそも、空腹時に単体で食べるよりも昼食でたっぷり食物繊維を摂ってから食後にドーナツを食べる方が、食べ過ぎを防ぐという意味でもお薦めです。

CHECK3. 洋菓子は高カロリーなので、極力避けている

→ 洋菓子も選び方次第! 状況に合わせてサイズと種類を選択

 洋菓子も選び方次第では、ダイエットの味方になります。同じように見えるカップ型スイーツでも、プリンとゼリーではゼリーの方が低カロリーの傾向があるので、基本的にはゼリーが良いでしょう。特にコーヒーゼリーはカロリーが比較的控えめでお薦めです。ただし、サイズによってもカロリーは異なるので、小さいサイズの高級プリンを味わって食べるのも一案。プリンは卵や乳製品などから作られていて、たんぱく質も含まれているので、腹持ちも良くなります。

 小さいサイズでは物足りないという人は、温かい紅茶などと一緒に飲むことで、脳の満腹中枢が働いて「おなかいっぱい」と感じるまでの時間を稼ぎ、食べ過ぎを防げます。また、腹持ちを良くしたい場合は、同じく満腹感を抱かせてくれる働きのある食物繊維を含む果物入りゼリーを活用するのも良いでしょう。