CHECK7. 仕事終わりの夜のご褒美に、スイーツを食べることが多い

→ 脂肪の蓄積されやすい夜は要注意! 甘いものは午後2~4時に食べよう

夜のおやつはぜい肉のモト!(©jedimaster 123-rf)
夜のおやつはぜい肉のモト!(©jedimaster 123-rf)

 脂肪の蓄積には、体内時計を司るたんぱく質である「B-MAL1」が関与しています。「B-MAL1」は脂肪の合成や蓄積を促す酵素の働きを活性化して、内臓脂肪を溜めこもうとする働きがあります。そのため、「B-MAL1」の分泌が最も多い22時~深夜2時頃の時間帯に食べると太りやすくなりますし、そもそも活動量の少ない夜に食べてしまうとどうしても脂肪が蓄積されやすくなります。

 「B-MAL1」の分泌が最も少なく、活動量の多い昼間の2~4時頃が太りにくくておやつに最適なタイミング。どうしても食べたい時は、午後2~4時に食べる、または遅くとも18時頃までに食べることを心がけましょう。


 お腹がすいている時こそ、スイーツを食べたくなり、血糖値も上昇しやすいので、スイーツの選び方や食べ方に注意することは、メタボ対策やダイエットではとても重要です。飲み物との合わせ方、食べる時間などちょっとした工夫で体への影響も変わってくるので、日々意識するように心がけましょう。

日経Gooday「今こそダイエット!“おやつ習慣”別 太らない食べ方のコツ」を転載

Profile
岸村康代
フードプランナー 管理栄養士
岸村康代(きしむら やすよ)さん
「大人のダイエット研究所代表理事。メタボ指導の現場で、健康的に体重を10kg、20kg減らすサポートをしてきた経験を生かし、商品開発、講師、メディア出演など、多方面で活動。目的別に効率良く栄養を摂る“パワーフードスタイル”を提唱し、栄養価の高い食材を効果的に摂るメソッドを提案している。
「おやつアドバイザー養成講座」 一般社団法人 大人のダイエット研究所