知ってた? ビール中ジョッキ2杯で400kcal超

 アルコール類は度数が高いものほど高カロリーだが、これからの季節、気をつけたいのは量をとってしまいがちなビールだ。例えば、ビアガーデンなどで中ジョッキを2杯飲むと400kcalをオーバーしてしまう。

酒類のエネルギーとアルコール度数
酒類のエネルギーとアルコール度数
『栄養素の通になる』(女子栄養大学出版部)より

 「アルコールは代謝が複雑なので、全エネルギーが利用されるわけではありません。しかし、アルコールにより食欲が増して、つい脂っこいつまみを食べ過ぎてしまったり、締めのラーメンが食べたくなってしまったりするのが問題」(上西氏)。

・鶏のから揚げ(4個)……391kcal
・ピザ(マルゲリータ)(1切れ)……144kcal
・フライドポテト(1人前)……201kcal
・豚骨ラーメン(1人前)……661kcal
・しょうゆラーメン(1人前)……486kcal

『毎日の食事のカロリーガイド(改訂版)』より

 「酒類にはエネルギー以外の栄養素は微量しか含まれていないため、“お酒を飲みたいから主食は食べない”という生活を続けていると、栄養障害の原因になります。減量のためにも、健康のためにも適量飲酒を心がけましょう」(上西氏)。

アルコールは全エネルギーが利用されるわけではないが、飲むと食欲が増して、つい脂っこいつまみを食べ過ぎてしまうのが問題(©PaylessImages 123-rf)
アルコールは全エネルギーが利用されるわけではないが、飲むと食欲が増して、つい脂っこいつまみを食べ過ぎてしまうのが問題(©PaylessImages 123-rf)

 厚生労働省の示す指標によると、「節度ある適度な飲酒」とは、1日平均純アルコールで20g程度となっている。これは、ビール中ビン1本、日本酒1合、チュウハイ350mL缶1本、ウイスキーダブル1杯などに相当する。

 減量が必要な人は、毎日、体重と食べたものを記録するといい。何をどれだけ摂取するとやせるのか、または、太るのかを実感することが体重管理に結びついていくからだ。

 「コンビニやスーパーで惣菜を買うときや、居酒屋やファミリーレストランでメニューを選ぶときは、カロリー表示を確認する習慣をつけましょう。普段自分がよく食べるもののカロリーを知っておくことが大切です」(上西氏)。

 減量が必要ならば、普段よく食べているものよりも、低カロリーのメニューを選ぶように心がければいいのだ。