この連載では、健康・医療専門サイト「日経Gooday」編集部の取材から、元気になる最新のカラダの話をお届けします。年末年始はお酒を飲む機会が増えますが、「飲み過ぎはダメ」と頭では分かっていても、ついやらかしてしまう――。そんな人のために、酒ジャーナリストの葉石かおりさんが、おすすめの「つまみ」の選び方をお教えします。

年末年始の飲み会で、つい飲みすぎてしまう人は注意! つまみで悪酔いを防ごう (C) PaylessImages-123RF

 こんにちは。酒ジャーナリストの葉石かおりと申します。この年末年始は、楽しくお酒を飲むことができたでしょうか?

 この度、「酒好き医師が教える最高の飲み方」という本を出版しました。そのなかから、二日酔い・悪酔いを防止するのに役立つお酒に関する知識をここでは紹介したいと思います。

 「どうせ医者なんて、酒を飲みすぎるなとしか言わないだろう」と思う読者もいるかもしれませんが、世の中には『自分も酒好き』という医師がいます。そんな方々に、私が酒飲みを代表して「健康的に飲み続ける方法」を聞き、まとめたのがこの本です。

 楽しい宴会を台無しにしないためにも、また翌日につらさを持ち越さないためにも、「つまみ」を上手く選ぶ方法をお伝えしましょう。

空きっ腹で飲むと確実に「二日酔いコース」

 「本物の左党は塩を肴に酒を飲む」と昔からいわれています。酒豪にはつまみはいらない、塩を舐めるだけでいい、というのです。

 でも実際、何も食べないでお酒だけ飲むと、どうなるでしょう? 私の場合、翌日に吐き気を伴った激しい二日酔いに見舞われることがほとんど。同じように、空きっ腹でお酒を飲んで痛い目にあった読者の方も多いのでは。

 では、悪酔いや二日酔いを防ぐためには、何を食べればいいのでしょうか? 何かを食べたほうがいいのは分かりますが、具体的にどんなメニューを、どのようなタイミングで食べると効果があるか?

 胃や腸などの消化器系のメカニズムに詳しい、東海大学医学部 内科学系 消化器内科学教授の松嶋成志さんに聞きました。