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 テレビのバラエティ番組や情報番組を見ていると、リアクションが早い人が重宝されているのがよく分かります。司会に「○○さん、どう思いますか?」と振られた時に、「えー、そのー、あのー」なんて言っていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいます。振られたらすぐに自分の意見を簡潔に言えることは、時間が限られているテレビにおいては重要なのでしょう。

リアクションの早さが求められるのは芸人だけではない

 この傾向はテレビに限ったことではありません。短くポイントをまとめて話ができたり、書けたりすれば、職場でも上司に簡潔に報告することができ、会議も短い時間で終わらせることができます。ブログやSNSで趣味を発信するときも、読みやすい文章だと読者に興味を持ってもらえるのです。

 では、具体的にはどうすればよいのでしょうか。私は、SNSを上手に活用することをおすすめします。

 分かりやすく話したり書いたりするのが苦手な人は、圧倒的に訓練の場が足りません。発信するのが苦手な人は、失敗するのが怖いから発信を控える傾向にあります。発信を控えると、相手に自分の意見がどう思われているかが分かりません。相手の反応が分からないからさらに自信をなくす、という負のループにはまってしまうのです。

 そういう人こそ、発信の訓練の場としてSNSを活用してみましょう。なぜSNSかというと、一人でも毎日訓練ができて、かつ相手の反応も分かるからです。ネットで炎上するのが怖い、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、発信しないことには反応が分かりません。それでは、いつまでたっても短く簡潔に意見が言えないと悩むことになってしまいます。そもそも発信に苦手意識を持っている人は、発信に慎重。極端な偏見に満ちた意見をいきなりSNSに書くという大胆な行動に走らなければ大丈夫です。