ステップ1:自分のつぶやきへの相手の反応を想定する
これを伝えたい! と思った時は、ストレス解消のつぶやきから一歩進み、自分のつぶやきで相手にどういう反応を起こしてもらいたいかを考えながらつぶやくことを意識してみましょう。例えば、次のような質問を自分にしてみて、自分の欲求を満たすためにはどう表現したら良いかを考えるのです。
●自分の考えに共感してほしいのか?
●紹介した本を読んでほしいのか?
ステップ2:短い文章で伝えるコツを意識する
読んだ相手に期待する反応が明確になったら、いよいよ文章を書いていきます。最初はなかなかうまくまとめられないかもしれません。そんなときは「新聞は読むだけでなく発信するために活用しよう」の回で述べたPREP法などのフレームワークを活用して文章を構成してみるのも手です。
たとえば、先日私がツイッターでつぶやいたこちらも、発信する際の二つのステップを意識しています。
まず、「ステップ1:自分のつぶやきへの相手の反応を想定する」では、リンク先をクリックして、記事を読んでもらうことを意識しました。次に「ステップ2:短い文章で伝えるコツを意識する」では、PREP法(ポイント、理由、事例、ポイント)を活用しました。
「早起きしたいけどできない人は、朝に嫌いなことを持ってくるから早起きできない(ポイント&理由)。例えば英語嫌いなのに早起きしてTOEICの勉強とか、ハードル高すぎでは……(事例)。まずは早起きで好きなことをしてみよう。具体策を朝時間.jpで書きました(ポイント)」
このように、プライベートで活用しているSNSも、たまには発信力の強化のために使うと、頭の体操になる上、読んだ相手からフィードバックをもらえるようになりますよ。