「こうしたらいいのに」は一般化して反応を見てみよう

 今は、あなたが有名であろうとなかろうと、発する言葉が相手に伝わり、相手の琴線に触れたとき、思いは加速度的に拡散していく時代です。SNSで話題になった、ちょっとした4コママンガが拡散された結果、本になり作家デビューという例も、今では夢物語でなくなりました。

 「こうすればいいのに!」「こうしたほうがいい!」という強い思いを、相手に直接言えずにモヤモヤしてきたら、ぜひ、文章やイラストなどで表現してSNSなどで発信してみましょう。もちろん、個人が特定できる形で自分のストレス発散のためだけに書くというのはおすすめしませんが、自分がモヤモヤしたエピソードを一般化して「あるある」と納得してもらえるような形で文章にできたとき、あなたならではの視点を「面白い」と思ってくれる人は必ずいます。また、「いいね」の数などの反応を確認することで、自分の考えがどう受け止められているかも客観的に知ることもでき、文章力、表現力も向上できるので一石二鳥です。

コツコツと発信を続けてみよう (C) PIXTA

 コツコツと発信を続けていくうちに、あなたのその視点が面白い、アドバイスをください、と声が掛かるようになります。そうなったらしめたもの。「余計なお世話」なんて誰にも言わせず、堂々と相手にアドバイスができるようになってきます。

 あなたならではの「だし」は、「だし」として発散する場所を作りつつ、面と向かっては言わずにネタをストックしていきましょう。このような使い分けができるとラクになりますよ。お試しください。

文/池田千恵 写真/PIXTA

プレゼンの仕方で損してない? せっかくの実力を埋もらせないで。
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