カカオの栄養価をそのまま摂りたいなら

 カカオの栄養価の高さは冒頭でもお伝えした通りだが、そのカカオをチョコレート加工としてではなく、そのまま摂取できる商品もある。それが、カカオ豆を砕いてフレーク状にしたカカオニブス(Cacao Nibs)とパウダー状にしたカカオパウダー。

 「カカオニブス」は、香ばしさとほのかな苦味、歯ごたえがあり、そのまま食べることができる。また、蜂蜜やメープルシロップ漬けにしたり、シリアルやスムージーに入れたり、チョコチップとして焼き菓子の材料にしたりと、食べ方はアイデア次第だ。

Navitas Naturals 有機カカオニブス 227g(2800円)。

 「カカオパウダー」は、カカオ本来の香りと苦味のある濃厚なフレーバーを持ち、料理や飲み物に入れて手軽に楽しめる。特に、アボカドやバナナなどのクリーミーなものと相性が良く、豆乳やナッツミルク、スムージーやデザートにブレンドするのがおすすめだ。

Navitas Naturals 有機カカオパウダー 227g(3200円)。

 上記の「カカオニブス」「カカオパウダー」を製造・販売するのはスーパーフードのトップブランドとして知られているアメリカの「ナビタスナチュラルズ(Navitas Naturals)」。栄養価の高い有機スーパーフードを追い求め、世界各地から最高品質のものを調達し、それぞれの利点を現代の生活スタイルで有効的に利用できるよう目指したブランドだ。

 商品はオーガニック、かつローフード(非加熱)なので、酵素や栄養素を壊すことなく取り入れることができる。輸入元であるウェーブコーポレーションの楠瀬智子さんも「ドリンクや料理に少量混ぜるだけという手軽さで、毎日続けやすく、多忙な現代人にピッタリの商品」と太鼓判を押す。

いつでもどこでも、乳酸菌が摂れるチョコレート

 近年、「腸」が注目され、多くのメディアで乳酸菌の重要性が紹介されているが、それに伴い、消費者の乳酸菌に対する摂取意向が高まり、乳酸菌市場は伸長を続けている。その一方で、既存の乳酸菌商品の多くは「保存に冷蔵庫が必要」「食べる場所が限られる」「賞味期限が短い」といった不満の声も存在する。こうした声がヒントになり、従来のチョコレートに乳酸菌を加えた商品も登場している。

左:『スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ』/右:『スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ』(想定小売価格 各310円)。

 ロッテの『スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ』『スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ アーモンドチョコレート』は、チョコレートの油脂の中に植物性乳酸菌を包み、乳酸菌を生きたまま腸に届けることを可能にした画期的なチョコレートだ。

 ロッテ 広報室 水野路可さんに商品の開発秘話を教えてもらった。「乳酸菌は熱や酸に弱いという特徴があります。当社は乳酸菌研究のパイオニアである日東薬品工業と共同し、チョコレートに生きたまま乳酸菌を包むことの試行錯誤を繰り返しました(特許出願中 特願2015-111706号)。その結果、約1年もの間、チョコレート内で乳酸菌が常温で死滅せずに生き続けることが可能となりました。また、乳酸菌は酸に弱く、胃酸で多くが死滅してしまいますが、チョコレートで乳酸菌を包むことにより、包まない場合と比べて100倍以上の生存率という試験結果も得ました(※1)。こうして、技術開発とマーケティング視点の融合により乳酸菌ショコラが誕生したのです」。
(※1)試験管内人口胃液試験にて、乳酸菌(原料)と比較して1時間から2時間後、生存数が100倍以上。

 モニター結果では99%以上がチョコレート自体の美味しさも実感。美味しくてかつ乳酸菌も摂れるなんて女性には嬉しい限り。コンビニやスーパーで手軽に購入できるのも日常に取り入れやすくていい。

 「チョコレートはダイエットの敵」と決めつけることが安直であることは、今の機能性チョコレートを見れば明らかなこと。従来のチョコレートと比較してより栄養価が高いだけでなく、自分へのちょっとしたご褒美にもなるこだわりのチョコレートたち。ぜひお気に入りのチョコレートを見つけてみては?

※価格は特記がない限り税抜きです。


取材・文/GreenCreate