質問その2 「オネットの対象は女性28歳~39歳、男性32歳~44歳。40代以降の女性と40代後半以降の男性は僕の手には負えない」(2015年12月7日配信の記事)と書かれていてショックだった。私はいま40歳で婚活中。突き放さないでほしい。

 これは質問というよりも抗議ですね。といっても、僕が独身だったら言い寄りたくなるほどキレイで優しげな雰囲気の女性から言われたので、スナック大宮の場では「あなたは別です。というか、来年はきっといいことがありますよ!」などと適当なことを言って楽しく飲み交わしました。

 しらふに戻って申し上げます。僕は誰からも好かれたい八方美人なのですが、当たり障りのない表面的なことばかりを言うのは苦手です。どんなに稚拙であっても、自分の体験や取材に基づいていま感じたことをいま書きたい。歳月が過ぎると「どうしてあんなことを書いたんだろう。バカだったな」と恥ずかしく思うこともあるのですが仕方ありません。

 いまの僕が知る限りでは、結婚を考えている男性は自分が40代バツイチであっても相手の女性には「若さ」を求めています。「夢は28歳。できれば30代前半。無理ならば30代後半。どうかよろしく!」という感じですね。

 もちろん、例外はいます。僕は35歳以上で結婚した「晩婚さん」を訪ね歩く仕事もしています。「ともに40代で結婚した」「夫は33歳、妻は45歳で結婚」というカップルとも会いました。しかし、その多くはお見合いではなく、行きつけの飲食店などで知り合って勝手に恋愛をして結ばれています。

 お見合いの場合は、僕のように個人でお世話をしている39歳男性に頼むべきではないでしょう。40代の女性との結婚を考えるのは基本的には50代以上の男性です。僕には親しくしている50代60代の独身男性はほとんどいません。知り合い程度ならいますが、年齢差もあって「お世話をしたい!」と思えるほどの関係ではないのです。

 僕に面と向かって抗議をしてくれた女性に言いたい。お役に立てない僕なんかは突き放して別の人に頼みましょう。狙い目は、人望の厚い60代の既婚男性です。頭を下げてちゃんとお願いすれば、会社や大学の後輩で「いい男なのになぜか独身」を蔵出ししてくれるかもしれません。

 以上です。なんだか言い訳や逃げ口実が多くなってしまいましたが、今年も自分がやれることは何でもやってみるつもりです。結果として、30代のオネット会員男性と40代の美女を結びつけちゃったりするかもしれません。先のことはわかりませんからね。そのときは本連載で速報します!