いや、僕が興奮してはいけません。ドリンク注文係に徹しながら見守りましょう。結論から言いますと、女性幹事とライター女性、そして若林義彦さん(仮名、37歳)と3次会のバーに行ったあたりで記憶が飛びかけて、肝心のやりとりをよく覚えていません……。ざくっと振り返りますと、素敵な女性陣のおかげでとても盛り上がりました。僕がちょっと嫉妬を感じてしまうぐらい、オネット男性たちはうれしそうな笑顔を浮かべていましたよ。2次会のダイニングバーにも全員が行き、新幹線の終電で愛知に帰らなければならない緒川さんは名残惜しそうに途中退席をしました。

 僕が最も心配していたおとなしい北沢さんは、この2次会から表情が生き生きとし始めました。気になる女性の隣に座ったのがうれしかったようです。この記事は女性陣も読むので人物を特定するようなことは書きませんが、北沢さんは基本的にアラサー女性が好きなのだなとしみじみと思いました。

 もっとわかりやすかったのは、上手な合いの手で合コンを盛り上げてくれた山本啓二さん(仮名、32歳)です。確か1次会の席だったと思いますが、「できれば同い年以下の女性がいい」と発言。1秒間ぐらい激震が走りました。この場にはアラフォー女性もいるのだし、あなたは男性最年少メンバーですよ……。普段は如才のない山本さんだけに本音がこぼれたのでしょう。

 愛されキャラの若林さんは、酔っ払った女性幹事に「おい、若林! このイエスマンがぁ~!」などと意味不明の絡まれ方をし続けていました。好きな女性を探す雰囲気ではなさそうです。若林さん、ここで踏み止まらないとダメだよ。この機会に「愛され力」を異性へのアピールに変換する方法を考えましょう。明朗さを保つことがヒントだと思います。

 ちなみに僕は同業かつ同世代の女性ライターと意気投合。彼女の婚活話をじっくり聞かせてもらいました。

 合コン後、若林さん以外からは「連絡先を交換した方にメール(LINE)を送ってみました」との報告がありました。素晴らしい……! 成果は今のところわかりませんが、オネット男性会員の志向とやる気を確認できた夜でした。みなさん、行動をさらに加速して早めにオネットを卒業しましょうね!

イラスト/つぼいひろき