こんにちは。「ワークルールとお金の話」の社会保険労務士 佐佐木由美子です。突然仕事がお休みになって嬉しく思ったのも束の間、給与までカットされると知って、スッキリしない彩月さん。給与カットに問題はないのでしょうか?

突然決まった店舗のリニューアル

 アクセサリーグッズを扱う小売店で、契約社員として働く彩月さん。主たる仕事内容は、お客様への接客・販売で、店頭での立ち仕事が多いといいます。いつの日か、自分のお店を持つことが夢で、無遅刻・無欠勤と勤務態度も極めて良好です。

 笑顔を絶やさない彩月さんの明るく丁寧な接客は、お客様からの評判もとてもよく、店長も信頼して仕事を任せていました。

 そんなある日、スタッフ全員が集まるミーティングで、店舗のリニューアルについて、店長から話がありました。借りているビルの管理会社の都合もあって、来月から約半月の間、お店を一時的にクローズするというのです。

突然決まった店舗のお休み。契約社員である彩月さんの待遇はどうなるのでしょう (C)PIXTA

「急な話だけど、こんなに長く休めることはないから、ゆっくり過ごして」

 サービス業は、休日も少ないため、確かにまとまった休みを取ることはできません。そこで、別のスタッフたちと、旅行にでも行こう! という話に。

「真面目に働いたご褒美だね」
「どうせなら海外は? 韓国のグルメやエステ旅行とか」
「やっぱり温泉じゃない?」

 突然の長期休暇に、みんなの気分も盛り上がっています。

 しかし、店長の何気ないひと言に、全員のテンションは一気にダウンしたのです。