アメリカで注目が集まっている「ハピネス研究」。これは「働く人の精神がどう仕事に影響するか」についての研究で、実践の場でも取り入れられています。本連載では、翻訳・通訳者の相磯展子が、「ハピネス研究」をはじめとする海外の仕事観を紹介していきます。

避けられないデスクでのPC作業

 いまや誰もが肌身離さず持ち歩く端末やPC。「スマホやPCの常用って実はやばいんじゃないの!?」というふとした気づきから、これまで2回にわたって息抜きスマホについて問題提起をしました。(前回:「息抜きスマホがやめられないのは体が「限界」のサイン」、前々回:「息抜きスマホ、脳にはストレス やめられない理由はこれ」)。

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 仕事やプライベートで当たり前のように使っているこうした電子機器。健全な付き合い方ができている人は少ないように思います。しかし、それらをずーーっと使い続けることで確実に悪影響が及ぶことも目に見えています。それは、ずっと画面を見ているために視力が低下したり、慢性的な肩こりになったり、交感神経がずっとオンの状態でリラックスできず、常に疲労していたりと、いろいろな悪い結果を招きます。

 ということで、今回は引き続き、デスクでのPC作業について考えたいと思います。「そんな日常的な作業についてわざわざ取り上げる必要性ないでしょ」と思った人はぜひ読んでください。当たり前になってしまっていることほど、いろいろな落とし穴が潜んでいるものです。