2. すぐに返信できそうにない時は、相手にメールを受け取ったことだけ伝える

 すぐに返信できないメールはたくさんあります。そんな時、双方のストレスを軽減するためにも、状況説明のメールを送りましょう。「ご連絡ありがとうございます。お問い合わせ頂いた内容をご検討させて頂いた上でご返信致しますので、少々お待ちください」といった内容を送れば、自分にも猶予ができ、相手もメールが届いていることが確認できます。

 メールの返信が遅れている時も「お返事が遅れてしまい申し訳ありません。××までにはお問い合わせの件のお返事を差し上げますのでもう少々お待ちいただけますでしょうか」といったメールは有効です。この状況説明のメールだけでもストレスがかなり軽減できます。

3. 1日中メールアプリを開きっぱなしにしない

 メールの通知音が鳴ったら受信箱を確認せずにはいられないもの。1日中ひっきりなしにメールがくる人は、メールが来るたびに集中が途切れています。これでは集中して仕事ができません。

 『The Best Place to Work: The Art and Science of Creating an Extraordinary Workplace』(邦題『最高の仕事ができる幸せな職場』)の著者で、心理学者のRon Friedman(ロン・フリードマン)は、1日数回30~50分の間メールを見ない時間を作るよう勧めています。

[引用]「1日に数回だけメールをチェックするという考え方は気に入っているが、多くの職種とってあまり現実的ではないかもしれない」。《中略》「おそらく現実的なのは、30~50分の間メールをオフにし、視界から携帯を隠し、邪魔されず仕事をすることだ」(*)