難しい問題が解決されるのは「ぼんやり」している時

 実は集中状態にはあるデメリットがあります。集中していること以外は、意識から締め出しているため、既存の考えや枠組みにとらわれ過ぎてしまうのです。これでは優れたアイデアや、難しい問題の突破口は見つけ出せません。

 困難な課題に直面した時、一生懸命取り組みすぎることはかえって逆効果です。

[引用]いくつかの研究では、一番やっかいな問題が解決されるのはぼんやりしている時間であることが証明されている。それは、運転している時や、シャワーを浴びている時などに経験したことがあるかもしれない。どこからともなくやってくるひらめきは、集中していない状態の時に起きるのだ。
 それはぼんやりしている時のリラックス状態が「脳にいろいろな情報をつなぎ合わせ、重要な気づきとして返してくれることを可能にしてくれる」と工学を専門とするバーバラー・オークレイ教授はMother Jones誌に話している。
(Fast Company 「Why You Need To Stop Thinking You Are Too Busy To Take Breaks」)