「働き女子の味方! 目からウロコの仕事ハック」では「アイデアを実現するためのカリキュラム」の提供を目的としたブログ99Uの 記事を紹介してます。仕事に関するさまざまなノウハウを取り上げた本サイトでは仕事効率化、モチベーション、失敗の対処法、メール術、体調管理など幅広い テーマをカバー。仕事にまつわる様々なテーマを学問的な知見を交えながら分かりやすく解説。常識を覆すユニークな視点で書かれた記事が魅力です。

 仕事をしている時、ついつい完璧主義に陥ってしまうことはありませんか? 仕事に熱意があり、理想が高いことは決して悪いことではありませんが、ある程度こだわる部分を取捨選択しなければ仕事やプロジェクトにかえって悪影響を及ぼします。ではどこまでこだわって、どこまで手放すべきなのでしょうか?

 99UライターScott Belsky(スコット・ベルスキー)はまずは自分がコントロールできる範囲のことだけにこだわるべきだとしています。

「関心の範囲」と「影響を及ぼせる範囲」の違いとは?

 人にはそれぞれ「関心の範囲」と「影響を及ぼせる範囲」の2つがあります。適切なこだわりポイントを知るためにはまずそれぞれの範囲を認識しておくことが必要です。

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[引用]作家でリーダシップ専門家Stephen Covey(スティーヴン・コーヴィー)は、自分がコントロールできる事のみに集中することを勧めている。Coveyは私たちにとって気がかりなすべての事柄を「関心の範囲」とし、それよりも狭い私たちが実際にコントロールできる「影響を及ぼせる範囲」について概説している。
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 ここまで読んだらもう分かりますよね?

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[引用]もちろん彼が言いたいのは、私たちがなんらかの手を打つことができる事のみにエネルギーを注ぐべきだということである。つまり、「影響を及ぼせる範囲」の中に入る問題だけに集中すべきなのである。
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仕事に熱意がある人ほと要注意!

 実はこれ、言うほど簡単なことではありません。特に仕事に熱意を持っている人ほどバランスを取るのが難しくなります。Belskyいわくこうしたタイプの人は、

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[引用]自分がそれをコントロールできようができまいが、すべての問題をすぐになんとかしようとする。この傾向は危険である。自分のコントロールを超えた細かい問題点や状況にとらわれるあまり、エネルギーを奪われてしまうからだ。これが最終的にはアイデアやプロジェクトに支障をきたす。
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