栄養をとるにもチョコレート!?

糖尿病でも食べられるチョコ

 糖尿病治療やダイエット目的で糖質を制限している人でも食べられるチョコレート。スイスのバリーカレボー社が開発したチョコで、1g当たりの砂糖・糖類は0.00g、コレステロールは0.00mg(ミルクは0.22mg)。

「ドクターズチョコレート」
 30g、500円(税別)

味は2種類で、「ダーク」は143kcal、GI値26、「ミルク」は149kcal、GI値36。調剤薬局で販売。

問/マザーレンカ



乳酸菌を腸まで届けるチョコレート

 熱や胃酸に弱い植物性乳酸菌をチョコレートで包むことで、生きたまま腸まで届ける。人口胃液に入れた試験管実験では、原料の乳酸菌に比べ、1~2時間後の生存数が100倍以上だった。

「スイーツデイズ乳酸菌ショコラ」
 56g、310円(税別、編集部調べ)

乳酸菌の研究に取り組む日東薬品工業との共同開発。

問/ロッテ



栄養価が高いコーヒーの果皮を練り込んだ

 コーヒーの果肉と果皮を粉末にしたコーヒーフラワー*を生地に練り込んで焼き上げたベーグル。食物繊維や抗酸化成分が豊富だという。コーヒー味をベースに、チョコレートチップでアクセントをつけた。

「コーヒーフラワーチョコベーグル」
 176円(税別)

241kcal。ベーグル&ベーグルの店舗のほか、通販でも販売。

問/ドリームコーポレーション


今月のキーワード 2
*コーヒーフラワー
「コーヒーチェリー」と呼ばれるコーヒーの赤い実からコーヒー豆を得る際、捨てられる果肉と果皮を粉末状にしたもの。食物繊維量は一般的な全粒粉の5倍以上といわれる。クロロゲン酸などの抗酸化成分、たんぱく質、鉄分も含む。

日経ヘルス 2016年1月号掲載記事を転載
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