小説や脚本に、お笑いの技術は役立つか?
テレビに出るような優秀な芸人の多くは、その両方の才能を備えているため、作り手としても重宝されています。
彼らは、お笑いのネタを作るための技術を応用することで、小説や脚本を書いたり、絵本や映画を作ったりすることができるのだと思います。
多くの小説家や脚本家から「人を笑わせることが一番難しい」という言葉を聞くことがあります。
どんなジャンルの物語を作る際にも、コメディーの素養を持っていることは大きな武器になります。
バカリズムさんが脚本家として評価されているのも、お笑いの世界で培ってきた能力をうまく生かして独自の世界を作ることに成功しているからだと思います。
今後も、お笑いの世界から脚本の道に進む人はどんどん増えていくのではないでしょうか。
文/ラリー遠田 写真/マセキ芸能社、PIXTA
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