欠点は気にせず強みを伸ばす
彼らはライブに出ていた頃、あまり人気が出なくて苦労していたそうです。ライブで女性ファンに好かれるのは、見た目が格好いい男性芸人だったりします。でも、トレンディエンジェルはそういうファンに過剰に媚びたり、格好良くなろうと努力したりはしませんでした。苦手なジャンルで無理に勝負する必要はないのです。それよりも、「ハゲ」という個性を生かして、その面白さで圧倒していけばいいのです。
あなたも普段から、自分の苦手なことや欠点ばかりを気にしていませんか? ビジネスにおいても、自分の弱点を気にする必要はありません。それよりも、自分が他人よりも優れているところはどこなのか、自分が得意なのはどういうことなのか、ということを意識して、それを伸ばしていくようにすれば、ポジティブに物事に取り組めるうえに、結果にもつながりやすいのです。斎藤さんが堂々と「斎藤さんだぞ!」と名乗るときのように、自分が自分であることに自信を持つことが何よりも大切なのです。
文/ラリー遠田 写真/吉本興業、PIXTA
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