「柔よく剛を制す」おぎやはぎ
そんな彼らは、仕事の上でも過剰に卑屈になったり、過剰に偉そうになったりすることがない。等身大の自分たちをいつも表に出すことが自然にできている。だから、ストレートな暴言を吐いたとしても、そこに余分な「いやらしさ」が感じられないのだと思います。
「柔よく剛を制す」という言葉があります。硬いものほど何らかの強い衝撃を加えるとポキッと折れてしまいますが、柔らかい柳の枝は少々曲がっても折れない。おぎやはぎも、ひょうひょうとしているように見えて、実は芯が強いのです。他人の目を気にせず、ありのままの自分を表に出すことが重要なのです。
文/ラリー遠田 写真/PIXTA
記事一覧ページはこちら ⇒【ラリー遠田のお笑いジャーナル】