ツアーで見つけた鹿角市のLOCO力ポイント
その(1)――移住コンシェルジュが住まいから就労まできめ細かくサポート!

 元日経WOMAN編集長で現在日経BPヒット総合研究所長を務める麓幸子が見た、鹿角市の魅力は上記の3つ。移住コンシェルジュがサポーターとなり、就職、住まいなどの各種支援制度を紹介したり、個々の相談に乗ったりと移住を細やかにバックアップ。移住後は大自然の中でスローライフを満喫できる。

ツアーで見つけた鹿角市のLOCO力ポイント
その(2)――土地の恵みを存分に! 鹿角ならではの農業体験

 農業が盛んな鹿角市でプレLOCOガールが体験したのは“桃もぎ”。鹿角市はりんごの産地として有名だが、ここ数年、りんご栽培の次なる手として農家が挑戦した「かづの北限の桃」が評判となっている。桃には“川中島白桃”や“あかつき”などいくつもの品種があるが、どの品種を育てても日本で最も出荷時期が遅く、主要産地と時期をずらして出荷できることと品質の高さで付加価値を高めているのだ。

新規就農者研修制度で
目指せ、農業女子!

 鹿角市での農業に関心のある人は研修制度に注目。月10万円の支援を受けつつ、農家の畑で果樹や野菜などの栽培を1年間教えてもらえる。その後、独立し自営農業する45歳未満の人には給付金も。今回、桃もぎ体験の場となった佐藤秀果園でも積極的に研修生を受け入れ、東京から移住した女性を指導していたことも。「農業を1年経験して好きになれば、おもしろくてやめられなくなるよ」(園主・佐藤一さん)