サントリー美術館について

 サントリー美術館は1961年、東京丸の内に開館し、1975年に赤坂見附へ移転、そして2007年3月30日に現在の東京ミッドタウン内に移転しました。

 開館当初より、「生活の中の美」を基本テーマに企画展示や作品収集を進め、現在は国宝1件、重要文化財13件、重要美術品21件を含む、平安時代から江戸時代にかけての絵画、漆工、陶磁、ガラス、染織など約3000件に及ぶコレクションを有しています。2011年には開館50周年という節目の年を迎えました。

 ロゴマークは、サントリー美術館のミュージアムメッセージである「美を結ぶ。美をひらく。」を形にしたもの。アートディレクターは、葛西薫氏、ナガクラトモヒコ氏(共にサン・アド)。漢字の「美」から変化した、ひらがなの「み」をモチーフにしたものです。

 なお、美術館の設計を手がけたのは、建築家・隈研吾(くまけんご)氏。コンセプトは「都市の居間」で、日本の伝統と現代の価値観を融合させた「和のモダン」を基調に、安らぎと優しさに満ちた居心地の良い空間を作り上げています。

Information
サントリー美術館
URL/http://suntory.jp/SMA/
住  所/〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 開館時間/10:00~18:00(ただし金・土は20:00まで開館)
休 館 日/火曜日、展示替期間、年末年始

文・写真/黒田隆憲