主婦層の弱み「時間的な制限」もクリア
企業側からの主婦層に対する需要は高まるばかりなのですが、ネックとなるのは「時間」です。主婦にとって、特に子どもがいる主婦にとっては、「5時までには帰って夕食をつくりたい」など、どうしても働ける時間に制約があります。女性活躍推進が話題となっている昨今、保育園不足による待機児童問題などが盛んに取り上げられていますが、実は我々の調査によると、求職中の主婦が働く上で妨げとなるものは
2、職場の理解がない・・・・・・・83.7%
3、家庭の理解がない・・・・・・・82.0%
4、保育園に入れない・・・・・・・72.2%
と、保育園不足よりも、「短時間で働ける仕事の求人が少ない」そして「働く環境が整わない」ことが、一番の理由となっているという実態が見えてきました。
このことは、企業の方も徐々に気づき始めていて、以前に比べて、仕事事体を細かく切り分けて求人の募集をするようになり、週3-4日、10-16時の勤務といった主婦層が働きやすいような時間的条件の求人が多く出るようになってきました。企業側からのそうした配慮もあり、この数カ月間は一時期停滞していた応募数がまた回復してきました。「少し前に求職活動をしてみたけれど、時間的に合う仕事が無かった」という方も、今後は、時間的条件に合った求人が増えてくる可能性がありますから、ぜひ諦めず、再度挑戦していただきたいと思います。
「お仕事ブランク」問題は?
「もう一度働きたい。でも、前の仕事からブランクが空いてしまって自信がない…」と、再就職を躊躇してしまう、という方も多いかと思います。もちろん、採用する企業側としても、ブランクはできれば無い方がいいのは確かですが、最近の傾向としては、2-3年のブランクであれば、以前ほどはブランクとしてマイナスに受け取られない傾向にあります。
10年近いブランクがあると企業側にも「ブランク」という認識がより強くなるようですが、単純にブランクが長ければ長いほどマイナスとは言い切れず、その期間をどう過ごしたかというところもポイントとなります。子育てをしながらも、積極的にPTAや地域、自治会など地域の活動に取り組んだ、NPOやボランティア団体の活動に加わった、資格や趣味の勉強に勤しんだ、ブログを毎日更新して一定の読者をつかんだ、など、意欲的になにかに取り組んだことがあれば、そうしたことを評価する企業も以前に比べ増えています。ブランクがあっても、自分はその間、どう過ごしてきたのか、人前で語れるように“再就活”を始める前にきちんと棚卸ししておくことをおすすめします。
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