◆トレンドスタイル4「アーバンビーチ」
Sea New York 2016春夏NYコレクション
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DEREK LAM 10 CROSBY 2016春夏NYコレクション
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 場面を限定しない「シーンフリー」の着こなしがさらに広がる。広く支持を集めそうなのは、リゾート気分を街着に持ち込むスタイリングだ。とりわけ、海辺の装いをアーバンルックに融け合わせる着こなしは解放感や涼やかさが高い。キャミソールワンピース風のストラップドレスをはじめ、タンクトップドレスや、前丈が短いショートトップスなど、コンパクトなフォルムのアイテムはみずみずしい着映え。ブラトップの上からサマーアウターを羽織るような、ビーチウエアとのミックスも打ち出されている。

 海の雰囲気を感じさせる色やモチーフが気持ちまでほどく。カラーリッチなパイナップルやハイビスカス、ココナツといったトロピカル柄のプリントはそのアイコン。でも、セオリー通りの南国調ではなく、モノトーンやぼかし加工などで街着に落とし込みやすくアレンジするのが来季らしい工夫。絞り染めのタイダイはサーフィンカルチャーの薫りを連れてくる。全体にハッピー感が高く、色は明るく前向きだ。つばが短めのバケツハット、オープントゥの靴なども伸びやかな着姿を印象づける。