まばゆさを味方に付ける
ゴールドやクリスタルなどが放つ、まばゆいきらめきをまとうのも、2018年春夏に勢いづきそうな傾向だ。ギラギラのグリッターな見え具合を慎重に遠ざけながら、リッチ感や大人っぽさを取り入れたい。ネックレスの3本重ね付けは長さの異なるタイプを選ぶと、程よく素肌がのぞいて、胸元が窮屈に見えにくくなる。
立体的なボールとフラットな円モチーフを組み合わせた2連ネックレスは表情を深くする。あえてメッキ加工を施していないから、過剰にギラつかない。さらにロングネックレスを加えれば、長短のリズムが出る。スワロフスキークリスタルを使った、縦に長いピアスはフェイスラインをすっきり見せてくれる。顔が動くたびに揺れながら輝くから、チークあたりにも光を照り映える。
近ごろ、おしゃれ上手の間でもてはやされている素材にコットンパールがある。名前が示す通り、綿を圧縮し、パール加工を施したマテリアル。本物の真珠よりずっと軽いので、ネックレスにたくさん連ねても、首がくたびれにくい。
たっぷりとコットンパールを配したネックレスの2本重ね付けは清らかでありつつ、グラマラスな見え具合。手持ちのワードローブに特別感を上乗せしてもらえそう。粒の大きさやネックレスの長さでバランスに変化を出すと、気負わないムードを印象づけられる。癖のないコットンパールは服との相性を選ばないので、自分らしい着こなしに融け合わせやすい。コットンパールの上品な光沢感が胸元を明るく見せてくれる。