ボリュームを引き出し、小顔に見せる
大判のストールは、面積を生かして量感を強調するまとい方ができる。布を広げて肩に掛ければ、まるで薄手の羽織り物のよう。
風をはらむと、たっぷりのボリュームがさらに引き立ち、顔が小さく映る。うっすらと透ける薄手のタイプは、羽衣のようなエアリー感が大人の品格を薫らせる。ファンシーな風情やクリーンな透明感も漂うから、夏らしい着姿に整えやすい。
布をいっぱいに広げないで、厚めに束ねて、輪っか状のスヌード風に巻くアレンジも覚えておきたい。巻く際に、布をつまんでふくらませるようにすると、ボリューミーに仕上がり、小顔効果が期待できる。
大振りの柄をあしらったストールは、柄が躍って、立体感が出る。首にぴったり巻かず、少しオフネック気味に遊ばせるほうが大人っぽさが引き立つうえ、首の細感が際立つ。ドレッシーな着こなしにも溶け込ませやすいアレンジだから、出番は多い。