多くのセレブを魅了、多大なるティファニー愛
大勢のセレブリティーが思い思いにティファニー愛を語る。「最もファッショナブルなテレビドラマ」と呼ばれた『セックス・アンド・ザ・シティ』に主演したサラ・ジェシカ・パーカー。映画『プラダを着た悪魔』の編集長のモデルとなった、アメリカ版『VOGUE』誌のアナ・ウィンター編集長。総勢69人のインタビューがティファニーの魅力を多面的に解き明かしていく。
そこから見えてくる本質的な価値は「タイムレス」という言葉に集約できるだろう。自分らしいスタイリングを意識するうえでも軸にしたい感覚だ。
ティファニーの製品を購入した人だけが手にできる包装箱「ティファニー ブルー ボックス」を見た瞬間、胸が高鳴る。ブランドカラーである「ティファニー ブルー」は、誰もが知る特別な色だ。実はいわゆる「水色」ではなく、コマドリの卵の色から選ばれている。映画で紐解かれる、その誕生秘話も興味深い。今ではこのボックスはプロポーズの象徴ともなっていて、女優リース・ウィザースプーンが主演した映画『メラニーは行く!』ではティファニーを貸し切るという大胆なプロポーズシーンがクライマックスとなっていた。