Marimekko 2015秋冬コレクション

 世界的に「北欧(ノルディック)」がファッションの注目エリアになってきた。とりわけ、独特のグラフィカルな柄はほっこりムードを連れてくる。北欧らしいグッドセンスを感じさせるデザインは、単調になりやすい秋冬ルックにのどかで穏やかなムードを添える。ニットの伝統に厚みがあり、秋冬の装いに迎え入れやすいのも、北欧のよさ。代表的なブランドの「Marimekko(マリメッコ)」の2015-16年秋冬コレクションを通して、ノルディック風味の迎え入れ方を見ていこう。

◆グラフィカル柄を着こなす 「ウエスト周り」
Marimekko 2015秋冬コレクション

 北欧デザインの持ち味と呼べるのが、グラフィカルな柄。シンプルで静かなのに、どこか朗らかでやさしい。だから、さらりと1枚で着ても、しっかり様になる。柄を生かすには、着こなしの小技を取り入れたい。たとえば「部分ウエストイン」もそのひとつ。近頃の流行技は正面だけをゆるっとインして、残りはウエストアウト。これだけでのどかな風情が濃くなる。袖口ボタンをはずせばリラクシングなムードが漂う。

Marimekko 2015秋冬コレクション

  ワンピースでまとうと、グラフィカル柄は品のよさを際立たせてくれる。ワントーンでシックにまとめてもいいが、ベルトをうまく使えば、動きを出しやすい。ウエストをベルトでマークすると、くびれシルエットを強調できる。淡いカラーのノーブル顔ベルトを選んでレディー感を強めるのが、この秋冬らしいあしらい方。膝上丈は程よく脚が見えて、全体のバランスが伸びやかに映る。