バッグと服の組み合わせ　いつでも応用できる3ルール

肩に掛ける「ストラップ」を準主役に

ウール＆アンゴラVネックプルオーバーストレートカット、プリントラムスキン＆メタリックレザースカート、レザーローファー、MADEMOISELLE LONGCHAMP カーフスキンレザーホーボーバッグ、OP’ART リムーバブルストラップ、LA BARONNE ラビットファー リムーバブルストラップ

　バッグを選ぶ際にはつい本体部分に目が行きがちだが、肩に掛けるストラップの存在も意識したい。最近はストラップを着こなしの準主役扱いして、装いのアクセントに使うアレンジが広がっている。ボーダー（横縞）柄のプルオーバーに添えたのは、ミモザのレザーバッグ。バッグ本体もアイキャッチーだが、極太のストラップは垂らした状態でも視線を引き込む。ギターストラップ風の太めタイプは近年の流行。ひもや帯を垂らすと、自然に落ち感が出るので、着姿を縦長に見せる効果が期待できる。

テクニカルジャージートップ、プリントラムスキン＆メタリックレザースカート、レザーブーツ、MADEMOISELLE LONGCHAMP カーフスキンレザーホーボーバッグ、OP’ART リムーバブルストラップ

　ダークカラーのジャージートップに小ぶりのレザーバッグを肩掛け。秋冬は服の色が沈みがちになるので、艶めきを帯びたバッグを重ねて、質感の違いを際立たせたいところ。大きめの金具やチェーンもジュエリーのようなきらめきをまとわせてくれる。バッグから長く垂らしたワイドストラップはのどかな曲線を描いて、ユーモラスな風情を漂わせている。柄入りのストラップはストールやマフラーのような差し色的小物としても役立ってくれる。