セレブリティーの着こなしから学ぶドレスアップテク

「メタリック」でグラマラスに彩る

Jessica Gomes（ジェシカ･ゴメス） (C) Getty Images for Michael Kors

　あでやかさがドレスコードになるような場では、中途半端な控えめ志向はかえって評価を落としかねない。ゴージャス感を打ち出すほうが収まりがよい。ラメやスパンコールの光輝は静かな本気感を帯びさせてくれる。胸元や膝下での程よい肌見せを組み合わせると、さらに大人っぽく映る。

　モデルのジェシカ･ゴメスは黒のワントーンでまとめながら、全体にシャイニーなつやめきをまとった。裾のフリンジ風ディテールや、長く垂らした共布帯がエレガンスを薫らせる。

Marion Caunter（マリオン･カウンター） (C) Getty Images for Michael Kors

　パーティーのように人が集まる会場では軽快に動き回れるコンパクトなシルエットのワンピースが好都合。ミニ丈を選べば、若々しさも印象づけやすい。およばれシーンに似つかわしいアイキャッチーなおしゃれを選ぶのは、招かれた側の礼儀とも言える。

　ゴールドのボーダー（横縞）がまばゆいミニドレスは程よいゴージャス感を備えている。手首・指のアクセサリー、クラッチバッグもゴールド系で統一。華やかな舞台におじけない押し出しが晴れ舞台にマッチしている。