中庭のバニヤンツリーが憩いの場

 モアナ サーフライダーのもう一つの象徴は、中庭にあるダイナミックなバニヤンツリーです。1904年に植えられ、以後、命が宿るバニヤンツリーの周囲は華やかな社交の舞台としての役割を担ってきました。

 貴重な木としてホノルル州のエクセプショナル・ツリー・リストに登録されるほか、各州に1本だけ与えられるミレニアム・ランドマーク・ツリー賞を授与されているという由緒ある木なのです。

バニヤンツリーの周囲は、人でにぎわうバーになっています

 バニヤンツリーが見える席でぜひくつろいでみてください。優しい木陰のもとで、心地よい風を受けながら、カラフルなトロピカルドリンクを「ザ・ビーチ・バー」でオーダーするのもよし、ワインバー「ヴィンテージ1901」でグラスワインをたしなむのもよし。「ザ・ベランダ」のテラスではアフタヌーン・ティーも楽しめます。

ワインと合うお料理がいろいろあって、メニューを見ていても目移りします

 編集Sは、ヴィンテージ1901でハムとチーズ、一口キノコトーストを食べながら、フランスのスパークリング・ワインをくいっといただきました。ほろ酔いでいい気持ち……。

植えられた当初は樹齢7年の2メートル程度でしたが、現在は、高さは約23メートル、枝の広がりは約46メートル、幹の太さは約12メートルという大木に育っています

 このバニヤンツリーですが、一時期、元気がなくなってしまったことがあったとか。樹木の専門家による診断の結果、「愛情が足りていない(ケアが足りていない)」ということが分かったそう。以後、7人の樹木専門家が年に1回、数日間かけてバニヤンツリーを調査し、年に1回剪定をして成長を促進させているそうです。文字通り、「命の宿る木」ですね。

天国のような香りとベッドの客室

 「モアナ サーフライダーに泊まりたい!」と人々が思う理由のもう一つに、心地よい客室があります。

 館内や客室内に入るたびに、ふわっと上品な香りが漂っていることに気が付きます。心が落ち着く、美人のお茶と言われるホワイトティー(白茶)の香りです。

 アメニティもホワイトティーの香りで統一されています。ホワイトティーの香りのグッズは、スパで買い求められます。編集Sも「この香りを自宅にも持ち帰りたい!」と思い、オイル・ディフューザーをおみやげに買いました。幸せな気持ちになるこの香り、ファンが多いそうですよ。

ホワイトティーの香りのバス・アメニティ。ボディローションを肌に塗ると、ほんのりと香りをまとえます

 また部屋の中央にある純白のベッドにも注目です。「ヘブンリーベッド」と称したベッドで、雲の上の寝心地を追求するために、ウェスティングループが独自開発したもの。900個のポケットコイル・スプリングを使ったマットレスを採用しているそう。ベッドリネンの肌触りはとても滑らか。編集Sもぐっすり眠ることができました。

存在感のあるヘブンリーベッド。何より、頼りがいのあるマットレスがいい。しっかりと体を委ねることができます
オーシャンビューの部屋の窓から見えるビーチ。こんなに海に近いとは!