癒やしの極めつけはスパ、ロミロミで夢心地
モアナ サーフライダーのスパ「モアナラニスパ」もぜひ利用したいところ。編集Sは迷わず行くことを決め、予約を入れました。スパは、予約すれば宿泊客以外でも利用可能です。
スパを訪れたら、やはりホワイトティーの心地よい香りが漂っていました。すっと天国への入り口を入った感じです。「さて、これから至福の癒やし時間を過ごすんだ」と想像すると、ワクワクしてきます。
ビーチから至近距離のお部屋で施術を受けることができます(施術内容や予約状況によってお部屋は変わります)。まずは施術の時間まで、ラグジュアリーな雰囲気の待合室でしばし待機。しばらくすると、名前を呼ばれて、トリートメント・ルームに案内されました。
スパメニューは豊富で、伝統的なマッサージから、最新鋭のスパパッケージまでそろっています。今回編集Sは、ハワイ伝統のロミロミのテクニックを取り入れたトリートメント「ロミ・ホオキパ」をお願いしました。45分間の施術です。
凝りや疲れだけでなく、悩みも解決できる、というのがユニークなところ。ロミ・ホオキパには、悩みや心配事が込められた塩を施術後に海に流し、浄化するというプロセスが含まれています。そこで編集Sは、ダイエットがなかなか成功しないという悩みやオシゴトの悩み、将来の不安など、思い付くものすべてを塩に念じるように込めてみました。セラピストの方が「後で流しますね」と塩を回収。よろしく頼みます、さよなら、私の悩み!
さて、マッサージがスタート。かなりヘビーな肩凝りを持つ編集S、自慢ではないですが、凝りの硬さには自信があります……。セラピストの方も最初は「硬いですね……」と驚いていたようです。ですが、魔法のような手さばきで、どんどんほぐれていくのが分かりました。
イメージは、こんな感じ。
はい、ドン!
ボディ・スクラブもお願いしました。体中の汚れがそぎ落とされる感覚が、これまた気持ちいいです。いつの間にか、夢の中へ……。
こちらのイメージは、こんな感じ。
ドン!
モアナラニスパには、豊富なスパメニューを提供するために、さまざまなタイプのトリートメント・ルームがあります。例えば、こんなお部屋が。
ここでは、こんな感じで体が磨かれていきます!
ドン!
夢見心地の時間はあっという間に過ぎていきました。施術が終わると、同じ部屋にあるジャグジーに通されました。心置きなく、ジャグジーを楽しみ、終了。凝りも汚れも疲れも悩みも落としました。
ロッカー・ルームに戻り、身支度。そこには、スパですっかり生まれ変わった私がいました。身も心も軽くなって、至福の時間を思い出すたび、ニヤニヤ……。
モアナラニスパを体験したのは、帰国便に乗る数時間前。時間が許せば、90分間もマッサージをしてもらえる「ロミロミ・オラ」を受けたかったです。軽くなった体で飛行機に乗り込み、帰国へ……。この最上のスパを体験するために、そして、麗しい建物で優雅な時間を過ごすために、「またモアナ サーフライダーに泊まりたい」という気持ちになりました。
文/鈴木陽子 取材協力/ハワイ州観光局