1月13日、スポーツ紙がSMAPにグループ解散の可能性があると報じ、日本中に衝撃が走りました。

 報道によると、SMAPの育ての親とも言われる女性チーフマネージャーが退社することに伴い、マネージャーを慕う中居正広さん、香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さんが退社を決意。木村拓哉さんが事務所への残留を決めたため、グループは解散の方向に向かうとのこと。

 各局のワイドショーはこのニュースを大きく取り上げ、後輩にあたるTOKIOの国分太一さんは司会を務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』で「僕も今朝知ったばかりで驚いている」とコメント。一方、日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』に電話出演した芸能リポーターの井上公造さんは「僕の知っている情報は少し違う」とし、退社に向けて話し合いはしたものの、4人のメンバーの心は現在も揺れ動いており、解散が回避される可能性があると解説しました。

国民的グループの行方に日本中が注目
国民的グループの行方に日本中が注目

 SMAPが所属するジャニーズ事務所は、日本最大級の、男性タレントのみを擁する芸能プロダクションです。特にジャニーズJr.と呼ばれる若手の育成に力を入れていることでも知られており、SMAPのメンバーも全員このジャニーズJr.出身です。

 グループ結成から今年で29年。少年期から現在まで長年に渡って支えてくれた事務所と、デビュー直後から苦楽を共にしてきたチーフマネージャー、どちらもメンバーにとっては家族同然の存在と言えるでしょう。単なる人事問題が解散危機にまで発展するのは、ジャニーズ事務所の特殊な構造によるところが大きいのかもしれません。